南 直治郎 教授 / Professor Minami, Naojiro

研究テーマ

哺乳類の初期発生と遺伝子発現に関する研究
 -胚ゲノムの活性化はどうして起こるのか?-
・エピジェネティック制御と胚発生
→胚性ゲノムの活性化時期のヒストンH3K4メチル化酵素(Smyd3)や   H3K4を認識するクロマチンリモデリング因子(Chd1)が機能しないと  多能性関連遺伝子の機能が損なわれ、発生異常が起こることが分かっ  た。

・卵母細胞特異的遺伝子Oog1は何をしているのか?
→最近、Oog1が♀の卵母細胞で精子形成関連遺伝子の抑制をしているの   ではないか、ということが分ってきた。
→Oog1プロモーターの下流でGFPを発現するマウスでは、生殖細胞が減数 分裂前期のパキテン期に入るとGFPが発現します。生殖細胞の形成に関す る研究に使えます。

経歴

大分県出身
  • 京都大学工学部機械系学科入学
  • 京都大学大学院農学研究科修士課程在学中、ウイスコンシン大学留学(京都大学交換留学生制度)
  • 京都大学大学院農学研究科博士課程修了・農学博士取得
  • 京都大学大学院農学研究科助手
  • カリフォルニア大学ロサンゼルス校留学(文部省在外研究員)
  • 京都大学大学院農学研究科准教授
  • 京都大学大学院農学研究科教授


趣味など

ボルダリング、野球、囲碁(最近はちょっとご無沙汰しています。)

コメント